ジャンダルム練習日記


メンバー:小杉・谷嶋
日時:2005.7.30(土)
山域:足尾松木沢  
ルート:ジャンダルム 
報告者:小杉

 当初小川山に行く予定でしたが、計画変更。かねて話していたこぶし岩の右下の、クラックとチムニーが数本ある15mほどの岩壁をジャミングの練習目的でトライすることに。
まず、真ん中のクラック。出口がかぶっていて難しそう。おいらがリードで登り、谷嶋くんフォロー。ハンドジャムの練習にぴったりのサイズでしたが、核心は出だしのフェース。ビビリました。TRセット後、隣のクラックにチャレンジするも難しすぎてまったく歯が立たず。次に右のチムニーを谷嶋くんリード。CSのトンネルくぐりという、へんちくりんなムーブを要求されました。TRにてその右隣のクラック。見た目は激難ですが何とかなる範囲です。落ちましたが。
ラストは一番左のコーナークラック。おいらリード。出だしから悪い。コーナーはかぶっている上にぬれている。プロテクションもセットできないため、カンテから回り込み何とかクラックへトラバース。結局核心の一手が出ず、カムで下降。最初のクラックを谷嶋君がリードし、おいらが上からテンションで下降してカムを回収。ついでにムーブも見てきましたが、核心の一手を無理にやらなくて正解でした。体重をかけたとたん、ホールドが半分欠けましたから。ジャンは怖いです。
二人でヘロヘロになり、基部に下降。初めてまともにジャミングの練習を行いましたが、何とか感触を確認することが出来ました。
このあと、中途半端に時間があったので(時計はありませんでしたがなんとなく)、フリーのルート秋風(10d)へ。谷嶋君が去年の雪辱を期すが、RP失敗。怪我と仕事が忙しいのとで練習不足らしい。続いておいら、なぜか登れず。まあさっきのルートで疲れていたということに。雷の音を気にしながら、マングース(10d)へ。ガバだらけだがところどころ足が悪い。ホールドを慎重に探せば、まあ問題なし。20mほどのルートなのでちょっと長いか。さっきのコーナークラックでホールドが欠けたのがちょっと頭をよぎったのが、核心ですね。谷嶋君は疲れたのか、ここはパス。基部に着いたところで雨となり、急いで下山。